中国深セン人的資源サービススマート広場
役目:中国深セン人的資源サービススマート広場は、華南地区初の国家級人的資源サービス産業園であり、企業及び人材に人的資源、商事、社会保障、公安戸籍事務、そして出入境管理など、約94項目の人材向けのサービスが提供されている。
坂田国際化街区は、深セン市龍崗区坂田街道に属し、羅湖区、龍崗区と龍華区と3つの区の境に位置している。この街区は12のコミュニティと16の住民委員会を管理しており、面積は28.51平方キロメートルで、常住人口は60万人を超えている。2019年末、坂田街道は深セン市の第1弾となる国際化街区創設リストに選ばれた龍崗区唯一の街区となり、2022年末には深セン市の第1弾となる「国際化産業イノベーション特色街区」に選定された。
この街区は強力な産業基盤を備えており、コンピューター、通信、その他の電子機器製造業を柱とし、ファーウェイ、深セン KTC テクノロジーグループ、深センhaseeイノベーションテクノロジー、Huntkey、中軟国際など、世界的に有名な企業が集まり、ワールドクラスの電子情報産業クラスターエリアを形成している。
この街区にはイノベーションの要素が多く集まっている。天安雲谷や星河WORLDなどの優れた産業エリアが存在し、重点的な実験室、衆創空間(ソーシャル・イノベーション・プラットフォーム)、および企業インキュベーターが40カ所以上あり、国家ハイテク企業614社が育成され、特許出願件数でも全市で上位に位置し、イノベーション・起業の活気にあふれている。
また、この街区は山と水に恵まれており、交通網と関連施設も充実している。広東実験中学校深セン校、深セン外国語学校(グループ)湾区学校、深セン科学高等学校、深セン中学校坂田校などの省・市レベルの名門校がある。さらに、国内でも有数の三級甲等病院2カ所あり、一連の重要な文化・スポーツ施設が加速的に建設されており、住みやすく働きやすい街区となっている。
坂田国際化街区には有名企業が集まっている。その中には、ファーウェイ、深セン KTC テクノロジーグループ、深センhaseeイノベーションテクノロジー、Huntkey、中軟国際など世界の有名企業がある。国内上場企業は12社あり、年間売上高が1000億元以上の企業が1社、100億元以上の企業が1社、10億元以上の企業が20社超、1億元以上の企業が200社以上、一定規模以上(年間売上高2000万元以上)の企業が1200社以上ある。
これらの企業は、龍崗区の面積の7.34%を占めており、龍崗区のGDPのほぼ50%に貢献し、一定規模以上の工業系企業の付加価値額は龍崗区全体の65%以上を占めている。
雲途物流(YunExpress)は、中国をリードするクロスボーダーB2C商業向けの専用物流サービスプロバイダである。同社はグローバル越境EC企業に対して優れたグローバル小包配達サービスを提供している。
Baseus(深セン市倍思科技有限公司)は、業界をリードする新たな生活・デジタルブランドであり、ドイツiFやレッドドットなどの国際的なデザイン賞を140件以上受賞している。
深センhaseeイノベーションテクノロジーは、2002年10月11日に設立された民営のハイテク企業である。
中軟国際有限公司は、業界をリードするグローバルソフトウェアと情報技術サービス企業の一つであり、香港証券取引所に上場している。
Absen(アブセン)グループは、世界的にリードするLED表示アプリケーション・サービスプロバイダである。
Huntkeyグループは、国際電源メーカー協会(PSMA)メンバー、中国電源学会(CPSS)副理事長機関、中国電気自動車充電技術・産業連盟メンバーとして、電源業界で有力なサプライヤーである。
深セン市KTC テクノロジー股份有限公司は、世界にフラットパネルディスプレイ業界をリードしている企業である。傘下のスマート・インタラクティブ・パネルディスプレイは、世界で2番目に出荷台数の多い製造型サプライヤーであり、自社ブランドKTCのミニLEDディスプレイの市場シェア率は17%で、世界2位の座を獲得した。
ファーウェイは1987年に設立され、1996年に坂田エリアに本社を置いている。ファーウェイは、ICT(情報と通信技術)インフラとスマート端末の世界的なプロバイダとしてリーダーシップを発揮している。現在、ファーウェイは従業員約19万5000人を擁し、業務は170以上の国や地域に及び、30億人以上の人々にサービスを提供している。2022年「フォーチュン」グローバル500ランキングでは96位にランクインした。
「国際人材街区創設拠点」である坂田国際化街区は、イノベーションの要素が集まっている。天安雲谷や星河WORLDなどを代表とする良質な産業用地が約1300万平方メートルある。国家ハイテク企業614社、専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)企業287社がここで育成されている。また、国家・省・市・区レベルの重点実験室や技術センター38カ所が建設され、特許出願総数は11万件を超え、人材に優れたイノベーション・起業環境を提供している。
坂田国際化街区は深センの幾何中心にあり、交通網が充実している。9本の軌道路線の建設・計画が進められており、そのうち地下鉄5号線と10号線がすでに建設されている。地下鉄21号線、22号線、25号線、27号線、広州-深セン中軸都市間鉄道、深セン空港-大亜湾都市間鉄道、深セン-恵州都市間鉄道の建設が計画されている。特筆すべきは、五和ターミナルは5本の路線が交差する場所であり、大湾区内のすべての中核都市にアクセス可能となる。
坂田国際化街区には広東実験中学校深セン校、深セン外国語学校(グループ)湾区学校、深セン実験学校坂田校、深セン科学高等学校などの名門校22校がある。また、深セン中学校坂田校は建設中である。
香港中文大学(深セン)付属病院や龍崗区第二中医病院の建設が加速されており、合わせて4000床の病床数が提供できる予定である。
銀湖山郊野公園、雪竹径公園、坂田雲里楽園などの文体施設はすでに建設されている。龍崗国際芸術センター、坂田街道文化スポーツセンターなどの公共施設の建設も進んでいる。